2014年06月30日

最悪の一日

【2014年6月25日】
日曜は由美とこに行って来ました。ちょうど部屋から出かけるところの由美とばっ
たり、目を丸くして驚いてました。泣くのも忘れたのかリックをゴソゴソ捜してお
土産をみつけてひと泣き、いつもと違った再会でした。私の腕をとり涙でグシャグ
シャの顔で迫ってきました。持って行った八朔を食べてやっと落ち着いてくれまし
た。携帯のFBを見てて「由美これ誰か分かる」っと友達申請をみせるとジッと見て
た由美が急に大声で泣きだしました。倒れる直前まで勤めていた会社の従兄弟の社
長の申請でした。写真は子供の小さく写った物で特定し難く、名前も漢字なので由
美には分からないと思ってたのが、由美に分かったようなんです。とすると漢字が
読めるんだ。由美の正常さを失った態度に驚きました。大声でわめき泣き叫ぶので
す、「由美誰がわかるん?」ときいても答えず携帯を離しません、その興奮した様
子は初めてです。何とかなだめてお昼ご飯、でも由美は思い出すのか食べてる途中
でも急に大声で泣き出したりと落ち着いてくれませんでした。午後の散歩に出た時
道路に出ようと何回もするのです、「帰りたいのか?」と聞くと無言で車イスを道
路の方にむけるのです。施設からは直ぐに急な坂なので車イスで出たら間違いなし
に大事故になります。一階のリハ室のベットに横になっているとそばに寄ってきま
す、「横くる?」「うん」というので車イスからベットに移して私も由美の横にご
ろりとなりました。その時は落ち着いたのかジッーと目つぶってました。部屋に帰
ってからも私のリックをゴソゴソ、携帯を捜してました。余り眠いので寝込んでし
まいナースさんに起こされました。「お菓子はだめ」「持ってきたものは指導員さ
んに届け、食べる許しを得る」「寝ている間にエレベーターに乗ってました」とき
つーいお叱りを受けました、最悪の一日でした。
posted by きん弥 at 02:22| Comment(0) | 日記

布引のお寺さんのご住職

【2014年6月25日】
親しくして頂いてる布引のお寺さんのご住職がぶらっと土曜に寄って呉れました。
「あしたも早いんで、一杯だけ呑んでかえる」と美味しいそうにお酒呑み始めまし
た。和尚とは彼がまだ京都で修行してたころからの知り合いです。初めは彼のお姉
さんがお酒を呑みに来るようになり、「弟が修行から帰ってきたら一緒に来ますね」
と頭を綺麗にそり上げた弟さんを連れて来られたのはそれからすぐでした。本当に
一休さんに出てくような可愛い坊さんでした。気に入ってくれてそれから帰神する
ごとに寄ってくれるようになりました。お姉さんは大阪で調理師学校の講師してた
のですが、オーストラリアで畜産関係の仕事をされてる方と結婚され今はそちらに
住んでられます。彼はお父さんからお寺を引きついて住職されたのがいまから15,
6年前かな、私もこの病をする前でした。花見の会をした時に雨に降られお寺の本
堂を貸して貰い、皆さんに喜んでもらいました。今でもその時に参加された方はそ
の時のことが話題になります。日曜は布引にある茶店が100年になるのでお勤め
にいかれるというので、前に滝に寄ったときに手すりがなくて困ったときの話をし
て手すりを何とかなりませんかとお願いしておきました。一杯のつもりが時計の針
が12時を回るほどに二人で盃を酌み交わしました。
posted by きん弥 at 02:21| Comment(0) | 日記

サッカー

【2014年6月18日】
日曜に本当に久し振りに由美とこ行ってきました。ちょうどサッカーのゲームのラ
イブ放送始まる時に着いて二人並んで観戦しました。前半の本田選手のゴールの時
は由美も「うおー」と歓声あげて喜んでました。後半の逆転されて敗色がこくなる
と由美は声だして泣きはじめ、ちょうど居た指導員さんが「わかってんの?」とき
くと「うん」と頷いてました。そのことは私も初めて知りました。由美はサッカー
の勝敗は分かるんだ。ちょうどお昼ご飯でしたがなかなか泣き止まずご飯を前にシ
クシクやってました。「ご飯食べへんの?」ときくとおかづだけに手つけ、ご飯は
残してます。珍しい、ことです。小さいおにぎりを握ってやるとやっと食べてくれ
ました。3時のおやつの時に「サッカー負けたね」と聞くと首をふり「かったん?」
ときくと「うん」と頷きます。どうやら由美の頭の中ではサムライ日本は勝利して
るらしいです。
posted by きん弥 at 02:20| Comment(0) | 日記